母の免許証返納について②。

今朝の気温はこの冬初の−20度超え…。


お休みだったので、二度寝をして起きたのが

8時頃。

部屋の温度は12度まで下がっていました。



お天気も良くて、明るい陽射しが部屋の中に入り込み

部屋の中でゆっくり迎えた朝が、久しぶりのような

気持ちで、いつもなら何もなくてもウキウキなのですが、今日の予定を思うと、気分はどんより…。



実は暮れの31日に、母は接触事故を起こしていました。


私が聞いたのは、明けて1日の夜になってから…。


夜に母から電話がかかってきました。

新年の挨拶をしていなかったので

お母さん、あけましておめでとう!

今年も宜しくね!と、言うと、母は

新年の挨拶もそこそこに、変な人に騙されているかもしれないから、弁護士を頼みたいのだけど…と

言うのです。


話を聞くと、31日に私の妹の家に蜜柑とお餅を

届けに行った帰りに、そこの近くのスーパーに寄り

買い物から出てきたら、車をぶつけられたと言う

夫婦と警官が2人いたそうなんです。


絶縁している、次女です。

でも、姉妹、分け隔てなく渡すものは渡したいようで

それも、私が一緒に行ってあげるからね と

話ていたのは、前日の30日。


だから、運転はやめてねと言っていたのに

まさか翌日に運転するとは…。

やはり車の鍵を持って帰ればよかった。


母の話は一方的で、鉛筆で描いたような傷なのに

10万円もかかると言ってる。

どう考えても、おかしいから弁護士を頼みたいと。



そういう事は、警察の方も入ってくれている事なので

保険屋さんに頼む話です。



そう言うと、保険には入ってないからと、言うでは

ありませんか!


耳の遠い母です。

話しているうちに、どんどん私の声が大きくなり

怒り口調になってしまいます。


かつては経営者として、父と会社をし経理をしていました。

車も何台も保有し、保険代も支払いその中に団体保険として個人名義の車も加入していたはずです。

仕事でも使っていましたから。


従業員の人が事故を起こした時に、素早く保険屋さんが処理してくれ、保険の有り難さは身に染みて

わかっていたはずです。


倒産してから3年すぎたでしょうか。


それ以来入っていなかったと言うのです。


信じられない…。




2日の仕事が終わってから、母に電話をして

ご迷惑をかけた方に、お詫びにお伺いしようと

まずは電話番号を教えて。と母に聞くと

気が動転しているのか、認知症になったように

相手様の、名前も電話番号を書いた紙の場所がわからなくなってしまっていました。


母に聞くのは諦めて、警察署に問い合わせる事にし

ました。


事情を話すと、相手様に教えて良いか警察の方が

確認してくださり、実家の固定電話にかけてくれる

事になりました。


今日の午前中、実家へ行き、警察の方からの電話を

私が受け取り、やっとご迷惑をかけた方の

携帯番号と住所、お名前を知る事ができました。



お正月のこんな時期に、このようなことで

お電話し、大変申し訳ございませんと

電話越しに頭を下げながら、話をする事ができました。


相手様は、ご主人はお仕事に出られていて

奥様とのお話でしたが、とても感じの良い方で

安心しました。


お詫びにお伺いしても、宜しいでしょうか?と

尋ねると、快諾してくださり、

あちらとしても、母よりはわかりやすい私の方と

連絡が取れて、安心したようでした。



これからの修理のこと、代車の事、色々とお互い確認し合い、接触した時の写真も見せて貰いました。


完全に母が悪い。


人身事故じゃ無くて、良かったとも言ってくださり

ご自身の母も、田舎町で、75歳で返納して貰ったの。

と、教えてくれました。


きっかけになったのなら、良かったと。




今朝、父が言ってましたが

一昨年も母は、タクシーと接触事故を起こしていたらしいのです。


そのことを、母に尋ねると、

首を傾げて、覚えていないと言います。



どうやら、都合の悪い事は覚えていない?らしい?




本当は、実家に私が住めば良いのでしょうけど…。


今年からは、今までより頻繁に実家に行こうと

決めていました。




こんな形で、免許証返納になる母。

ご迷惑をおかけしたけれど、きっかけを貰えて

本当に良かった。




いずれは、我が身。

仕事のリタイヤと同時に、免許証は返納しようと

思っています。

人様に迷惑をかけないうちにね。




3日に両親と初詣に行く予定でしたが、

両親はとても、そんな気分ではないようなので

実家を出てから、1人で神社に行ってきました。


今年は小吉。


今年も一年、これを毎日、目にして生活していきます。



長い文章になってしまいました。


実家の車の鍵、持って帰ってきました。