テレビ台の下の段に、いつも置いてある本。

向田邦子さんの本が好きです。

最初に読んだのが、こちらの本。

新聞か何かの広告で見つけ、興味があって

読んでみました。

向田邦子さんが、事故で亡くなった後

向田邦子さんの妹さんが、部屋を片付けていて

手紙を見つけた事から、

もちろん直ぐには公開はしなかったようですが

のちに、こうやって本にしたようです。

こちらを読んでから、ご本人の本を読みました。

今読んでも、色褪せない独特の向田邦子さんの

世界があり、戦時中の疎開の話など、時代は違っても

当時の風景が見えるような気がします。

向田邦子さんを語れるほど、詳しくはないのですが

最初に目にした

向田邦子の恋文。

読んでしまってから言うのもなんですが、

自分が居なくなってしまってから、こんなふうに

自分の過去を、特に秘め事を公開されてしまうのは

とても、嫌だなぁと思ったのが

1番の感想です。

昔の映画、大好きなメリル　ストリープが主演の

マディソン郡の橋　という映画。

子供達に打ち明ける…？

これも、私の中では嫌だなぁと思ったのでした。

人それぞれなんだろうけど、

足跡は残したく無いと思うのです。