今日はとっても良いお天気で

絶好のドライブ日和。

先日、両親と出掛ける約束をした

当日です。

朝の9時には実家に着いて、お世話に

なった人に挨拶に行きたい父と、

手土産の準備。

地元で採れたりんごと、

珍しい焼酎を2本。

そして、あちらからお土産を頂く

準備も怠りなく、鮭を入れる大きな

クーラーボックス。

氷を敷き詰めて完了。

鮭釣りの名人の所へ行くのです。

日本海側の漁師町出身の父は

やはり釣りが大好きで、

今日 訪れようとしている浜辺に

何十回来たことか…。

今は、ようやく歩いている父。

何十年もかけて集めた釣り道具も

全て、手離しています。

お世話になった方のお宅に

昼頃 到着。

釣り仲間と会うのは久しぶり。

話が止まりません。

浜風が吹く中、外で嬉しそうに

喋る父に、風も冷たいから

そろそろ帰ろうね と、

やっと車に乗せました。

せっかく来たのだから、浜でも

見に行こう というと、

行っても、つまらないから行かない

というので、近くの道の駅に

食事に行く事にしました。

仕事を引退して、やっといつでも

自由に釣りに行けるようになって、

浜に寝泊まりして、キャンプの状態で

何日も釣りを楽しみ、

体重が減るほど、取り憑かれたように

釣りをして、

でも、年には勝てず体力も落ち、

クーラーボックスを車に乗せるのも

ようやく乗せて、

帰るときには、周りの人に

運転は大丈夫かい⁈と、散々心配もされたようです。

それは待っている家族も同じ思いでした。

私も年齢を重ね、父や母を

1人の人間として見ることができるようになり、

特に、父は本当に家族の為に尽くして

くれて、働いて家族を養ってくれました。

男性は本当に大変な役割を持っています。

そんな事を気づくのに60年近く

かかってしまい、親不孝な娘です。

道の駅で

船をバックに両親の笑顔の写真が

撮れました。