昨年末のバイト募集に、出戻りくんの

あのお兄さんが面接に来たそうです。

出戻りくんのお兄さんは、コロナ感染後の後遺症で

歩く事も、食べる事も、太陽の光も見る事が出来ないと出戻りくんは涙ながらに語っていた。

涙を流しながら話をする若い彼の事を

売り場全員で信じていたのでした。

出戻って来てからは、以前より働くようになったし

家にもお金を入れていると言う彼を応援していましたが、やはり嘘はだんだん辻褄が合わなくなります。

少しずつ、出戻りくんは売り場に居づらくなり

また、突然　無断欠勤のような形で辞めていきました。

真実の方はわかりませんし、まあ居なくなった人です。

その後はみんな忘れていました。

その彼のお兄さん、健康そのもので面接に来たそうです。

お兄さんは、自分がコロナ後遺症で苦しんでいたと言う事を、もちろん知らなかったようです。

聞くと、コロナにも感染していなかったようです。

出戻りくん、出戻ったインパクトも強いけど

苗字が珍しい苗字でした。

お兄さんは、わけがわからずアルバイトは断られ

その話は、年が明けて最近売り場に伝わって来ました。

泣きながら、遅刻の言い訳や、無断欠勤の理由を

お兄さんのせいにして話す姿…。

驚きました。

いるんですねぇ、こんな人ʅ(｡◔︎‸◔︎｡)ʃ