札束を持った人🌼

書こうと思っていて、つい忘れてしまうのですが

叔母の年金の振り込みの件で

新しい通帳を作りに行った時に、

カウンターの中の女性行員さんから

20分ほどかかりますので、後ろの席でお待ちくださいと言われ

随分と時間がかかるね と、三列ある待ち席の1番前に腰掛けて待つことにしました。


五分くらい経ったころ、

ひとりの男性が入って来て、私達の座るすぐ前の

銀行のカウンター席に座り

両替して下さいと言いました。


男性はバッグも何も持たず手ぶらで来ていたのですが

ジャージのような上着のポケットに手を突っ込むと

厚みのある封筒を引っ張り出しました。


帯封の札束が3つ。

私の場所は男性の真後ろなので、細かいところは

隣に座る叔母が見ていました。


どうやら旧一万円札のようで、裏が少し赤いよ…と

ヒソヒソ私に話します。


旧一万円札が何色だったか覚えていませんが、

えっ!本物のお札?と一瞬考えましたが

ここは銀行です。

偽札な訳がありません。



札束を見慣れている行員さんは、冷静に

お客様、両替手数料が発生しますが通帳に入れませんか?と聞いています。


男性は通帳は持って来ていないから…と。


その男性も、私達同様

少々お待ちくださいませと、言われ後ろの席に

座りました。


私と叔母の野次馬は、銀行に現金そんなにあるの?

などとまた、ヒソヒソ…。


それから、〇〇様と私達より先に呼ばれた男性は

また、封筒に札束を入れて数える事もなく

ポケットにお札をねじ込み帰って行きました。



失礼ながら、どう見てもお金を持参している様には見えない人でした。



札束を持つ人を見るのは2回めで、

1回めはドラマのように、紙袋に入れていました。


本当に札束は紙袋に入れて持ち歩くんだなぁと

思いましたよ。



3回めは、私が持っているといいなぁ🌼ふふふ